この古墳は、福山市駅家町法成寺にある。
実は、この古墳は、私が生まれた実家の裏手の山の上にある。子供の頃は、この山の中を走り回って遊んだものだ。この遺跡のすぐ近くには、既に出なくなっていたが、水晶が採れるところがあった。
また、更に山の奥に行くと掛迫城跡がある。
懐かしい場所だ。
この古墳は、2基の竪穴式石室で南側の石室(右の写真の左側)からは、三角縁神獣鏡が出た。
(古墳を東側少し北よりから見たところ。)
確かではないかもしれないが、私が子供の頃、近所のお店のおじさんが子供の頃、遊んでいた時、発見したと言う噂を聞いた事がある。
そして、その発見者のおじさんが家宝として、三角縁神獣鏡を保存しており、見せてもらった事がある。
(今は、寄付されているか?家宝のままか?そのおじさんもどうしているか?今は、不明である。)
これが、三角縁神獣鏡が出た南側の石室。
(南側の石室を東側から見る。)
南側の石室を西側から見る。
北側石室を西側から見る。
北側石室を東側から見る。
この古墳へは、私が子供の折は、山の西側の尾根の端から登ったものだが、今は、山の東側から、行けるよう道が整備されている。
もちろん古墳の周りも草木が取り除かれ、見やすくなっている。
記憶だが、私が子供の頃は、もっと崩れていたように思うし、かなり復元されているのではないかと思う。
今は、古墳の石が、北側石室の西側に積み上げられているが、
昔は、なかったように思う。